10月の九州旅行レポートの第2弾、福岡編です。
第1弾の長崎編はこちら。
2日目(続):博多でトレインビューを満喫
静鉄ホテルプレジオ博多駅前に宿泊
博多駅に着き、まずはホテルに向かいます。
2日目に宿泊したのは静鉄ホテルプレジオ博多駅前です。トレインビューが有名なホテルで、また鉄道好きファミリー向けのプランというのがあったので、選びました。
スーペリアツインと眺望用シングルの2部屋を利用できるこのプラン。シングルといってもベッドは十分広いので、長男と私はトレインビューのシングルルームをメインに利用することにしました。
トレインビューは、線路沿いに位置しているだけあって最高でした。手前が在来線、奥が新幹線の線路です。
今回の旅では乗車しなかった、九州新幹線の800系(いわゆる、つばめ)もたくさん見ることができました。
プランには、スーペリアツインとシングルの客室階が異なると記載されていたのですが、実際は同じ階での宿泊だったので、行き来も楽ちんで快適なステイでした。
ドクターイエローを博多駅で見ることに
夕ご飯のお店までの予約時間に、ふとSNSを眺めていると、なんとドクターイエローの走行日ということが判明。しかもこだま検測ということで(のぞみ検測だと時間が合わず断念するところでした…)、夕食後にドクターイエロー博多駅までに見行くことにしました。
少し時間があったので、博多駅のスターバックスTEAVANAで休憩。普通のスタバと違ったメニューがたくさんで、癒しのひと時でした。
21時になり、いざ新幹線ホームに出陣。遅い時間にも関わらず、子連れの姿がちらほら。きっとドクターイエロー待ちだな…と思いつつ、ホームへ急ぎます。
レールスターやつばめなどを見ているうちに、いよいよ時間に…。ドクターイエローのお目見えです。構内放送で注意喚起が聞こえてきて、入線までドキドキでした。
ドクターイエローを見るのは今回が2回目。1回目はかなり遠くの距離からだったので、こんなに近くで見られるのは、なんというか、感無量です。
ほかの日では見ることができなかったので、旅行中のこのタイミングにドクターイエローが博多に来てくれて(しかもこだま検測で!)、とても幸運でした。
子どもたちにとっては結構遅い時間になってしまいましたが、特に長男が喜んでくれてよかったです。
3日目:ゆふいんの森から始まる鉄道巡り
まずはゆふいんの森に乗車
最終日の3日目は、のこり2つの鉄印帳集めが主な目的です。といいつつ、欲張りな私はどうしてもこの列車に乗りたくなってしまいました。それは「ゆふいんの森」です。
甘木鉄道近くの鳥栖駅まで30分ほど乗車することができそうだったので、この機会にと予約しました。しかも先頭車両の前から2列目の席を予約できたので、さらにわくわくです。
長男もゆふいんの森は大好きな車両の1つで、とってもテンション高くお出迎え&乗車しました。
乗車中にアテンドのスタッフの方が記念写真を撮ってくれました。短い区間の乗車であることを伝えていたので早いタイミングで対応してくれたようです。
ちなみに、この間夫と次男はレンタカーで甘木駅へ向かっています。鉄活に理解のある夫に感謝です。
甘木鉄道に乗車&鉄印ゲット
基山駅で甘木鉄道に乗り換えです。ここでは現金が足りないというハプニング!昨晩下ろさなければと思っていたのをすっかり忘れていました。乗り換え時間が20分程度しかなかったので、最寄りのコンビニまで長男を抱っこしながら全力疾走!千円札が1枚あれば足りたのに…。
とにもかくにも、予定していた便に乗車することができました。のんびりした風景の中を進んでいくのがとても心地よい時間でした。
車で平成筑豊鉄道へ…乗車は断念
甘木駅から車に乗り換えて、平成筑豊鉄道の金田駅を目指します。ちょうどいい時間の便があったので、鉄印をいただいてから乗ろうと乗車券も購入。鉄印をいただくときは必ず乗車しようと思っていたのですが、なんと地下道を上っている間に目的の列車が出発してしまったのです!
運悪く前後の便も30分以上待たなければならず、また次男のご機嫌も悪くなってしまったので泣く泣く乗車は断念(平成筑豊鉄道さん、ごめんなさい)。駅員さんが書いてくれた手書きの乗車券を大事にしまって持って帰ってきました。次に訪れるときは、必ず乗車するぞ…と心に決めました。
大宰府に立ち寄って、博多駅から関西へ。
最後に1時間ほど時間があったので、大宰府によることにしました。お参りを済ませ、お土産に梅が枝餅を購入し、福岡観光終了です。
帰りはみずほに乗車。こちらも4列シートでゆったり。疲れた体をシートに沈ませ、2時間ほどを過ごしました。
最後にもう1つハプニングが。大宰府で購入した梅が枝餅と、博多駅の鈴懸というお店で購入した和菓子を、新大阪駅から自宅までのどこかに置いてきてしまったのです…。帰宅してから、心当たりのある鉄道会社さんに端から電話したのですが、結局見つからず。鈴懸さんの和菓子は、知り合いの人のおすすめでとっても楽しみにしていたので、1週間くらい引きずりました。
いろいろあったけれど、最高の鉄旅でした!
2泊3日のハプニングたくさんな濃密すぎる鉄旅でしたが、3つの目的(以下)をしっかり達成することができたので、満足です。
九州にはあと3つの鉄印が残っていますし、新幹線のつばめや九州の観光列車にも乗っていませんし、九州鉄道記念館はじめ見どころがたくさんあるので、再訪を心に決めました。今度は車ごと、フェリーに乗って九州に上陸するというのも選択肢の1つだなぁ…と今から想像が膨らみます。